陸上生物の祖先か?奇妙な歩く魚「ハンド・フィッシュ」

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オーストラリアのタスマニア近海に珍しい魚が生息している。
その名はハンド・フィッシュ。その名の通り前ヒレを使い海面を歩く。泳がずにのそのそと歩く。水族館にも水槽の底を這い回る魚はいるが、ハンド・フィッシュはヒレを前足の様に使うという点でこれまでの歩く魚と違う。動物の祖先が海から陸に上がる過程にも、この種が居たのではないだろうか。
ナショナル・ジオグラフィック誌はこの魚について何度か記事を発表しているが、稀にしか発見出来ないため研究はなかなか進まないようだ。ハンド・フィッシュはアンコウ目に属し、14種が確認されている。卵もわずかしか産まない為、ほとんどの種は絶滅の危機に瀕しているという。
ハンド・フィッシュは海底をゆっくりと歩き回りながら、ワームや甲殻類を食べている。移動速度が遅いため、海中のハンターの格好の獲物になりそうだが、ハンド・フィッシュには外的から身を守る秘密兵器があるらしい。彼らの皮膚には強い毒性があるのだ。
それにしても、太古の生物が生息する特殊な生態系のタスマニア近海に相応しい魚だ。
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